2025年4月

撮影テクニック

【ビフォーアフター】曇り空でも大丈夫!建築写真を青空に変える画像合成テクニック

建築の外観撮影では、天気は敵にも味方にもなります。 完成直後の撮影や納品スケジュールがある中で、「悪天候の日にしか撮れなかった」という経験は、建築・不動産関係者なら一度はあるのではないでしょうか。 この記事では、曇天で撮影した写真を自然な青空へと仕上げる編集テクニックを、ビフォーアフター画像つきで紹介します。 専門的な操作説明は控えつつ、「なぜ空を変えると印象が良くなるのか」を、具体例を交えてお伝えします。 Before / After:空ひとつで印象が変わる ▼ Before|撮影当日は曇天。建物の良さが伝わりづらい ▼ After|青空に差し替えることで、写真全体が明るく なぜ「青空合成」をするのか 建築写真の目的は、単に現状を記録することではなく、空間や建物の魅力を適切に伝えることにあります。 お家でも、施設でも、完成イメージのCGはどれも青空の天気がいいシーンで描かれていますよね。 その世界観に近づけるためにも、空の調整は有効な手段のひとつです。 自然に仕上げるための工夫 合成で気をつけているのは「自然に見えること」。 具体的には以下のような点に注意しています 最近はAIツールでの自動合成も進化していますが、細部の調整にはやはり手作業が欠かせません。 こんなシーンで活用されています 写真の印象は、見る側の第一印象を大きく左右します。 空の印象が変わることで、「この建物、素敵だな」と思ってもらえるきっかけになるのです。 まとめ:天気に左右されず、建物の魅力を伝えるために 天候は選べなくても、写真の印象はコントロールできます。 青空の合成は、決して“盛る”ためではなく、設計意図や建物の魅力を正しく伝えるための調整です。 「曇りの日にしか撮れなかったけど、もっと良く見せたい」 そんなときは、空の編集という選択肢をぜひ活用してみてください。 私たち株式会社500G 建築写真撮影チームでは、様々な工夫と技術でクライアント様が求めるイメージをビジュアル化することを得意としています。 また撮影だけでなく、紙媒体、WEB、SNS運用などの制作分野まで幅広くご対応可能です。 ぜひお気軽にお問い合わせください!

コラム

【新潟】建築探訪|新潟市歴史博物館「みなとぴあ」を歩く

今回はとある企業様の撮影で大阪からはるばる新潟にいってきました。新潟は初めてだったのでコンデジを片手に立ち寄った建築スポットをスナップ写真とともにご紹介します。訪れたのは、新潟県新潟市にある「新潟市歴史博物館(通称:みなとぴあ)」。 2004年に開館したこの博物館は、水のまち・新潟の歴史と文化を伝える拠点であり、複数の歴史的建造物と新築建築が共存する、建築的にも見どころの多い場所です。 新潟観光の際「歴史ある建築を写真に収めたい」「写真映えするレトロモダンな空間を探している」——そんな方にぜひおすすめしたいスポットです。 歴史と現代が融合した本館建築 まず目を引くのが、博物館の中核をなす「本館」の建築。 外観は明治期に建てられた「二代目新潟市役所庁舎」をモチーフにしながら、内部は現代的な展示空間として設計されており、まさに”レトロなのに新しい”を体現した建物です。 建築写真的な視点で言えば、外観は正対で撮るとデザインの良さが引き立ちます。 敷地全体で感じる港町・新潟の記憶 みなとぴあの魅力は本館だけではありません。敷地内には、移築保存された歴史建造物も点在しています。 たとえば「旧第四銀行住吉町支店」は、1927年竣工の鉄筋コンクリート建築。外壁は白御影石張り、ファサードには列柱とアーチ窓が配され、当時の銀行建築の荘厳さを今に伝えています。 内部も白漆喰や大理石など、素材の質感を活かした意匠が残されており、会議室や階段室の細部は写真で記録したくなるディテールが豊富でした。 また、国指定重要文化財の「旧新潟税関庁舎」や、復元された石庫・早川堀などが点在し、港町・新潟の歴史を敷地全体で体感できます。 敷地が広く、建物の背景には川沿いに新潟市内の街並みも広がり、建築写真やスナップ撮影もおすすめです。 建築×歴史を感じる学びと撮影の場として みなとぴあは、単なる歴史博物館ではなく、過去と現在の建築が共存する空間。 外観の重厚さと内部の快適さが絶妙に調和しており、建築を通じて新潟の文化と歩みを体感できます。 歴史建築に興味のある方はもちろん、建築写真を撮りたい方、旅の立ち寄りスポットを探している方にもおすすめです。 もし新潟を訪れる機会があれば、ぜひカメラ片手に足を運んでみてはいかがでしょうか。 私たち株式会社500G 建築写真撮影チームでは、大阪から全国どこでも撮影にお伺いいたします! また撮影だけでなく、紙媒体、WEB、SNS運用などの制作分野まで幅広くご対応可能です。 ぜひお気軽にお問い合わせください!

コラム

建築好き必見!安藤忠雄の原点に迫る「青春」展レポ

建築家・安藤忠雄の「青春」を感じる展示へ 再開発で盛り上がる大阪駅の北側〈うめきた〉エリアへ足を運んだことはあるでしょうか? 大阪駅前に現れたこの巨大な都市公園・グラングリーン大阪。 この場所の開発にも携わった大阪を代表する安藤忠雄氏の個展『安藤忠雄展|青春』がグラングリーン大阪の「VS.」で開催されています。 この展示は、安藤氏の半世紀にわたる建築活動を振り返りつつ、現在と未来へのビジョンを示すものです。 会場では、代表作の模型やスケッチ、映像などを通じて、安藤氏の建築哲学とその進化を体感できます。 展示の全体像と印象 展示は「挑戦の軌跡」と「安藤忠雄の現在」の2つのゾーンで構成されており、約60の建築プロジェクトと、スケッチやドローイング、模型などが230点ほど出展されています。 展示の什器には安藤氏の直筆のドローイングがあり、こちらも見どころの一つです。初期の代表作「住吉の長屋」の実際の図面やスケッチを見ることができたのは個人的に嬉しかったですね。 他に印象的だったのは、会場内に水を張り、原寸大で再現された代表作『水の教会』です。壁3面にモニターを配置して室内に水を張るという大掛かりな展示でした。 また、天井高15mの展示空間では、「光の教会」や「真駒内滝野霊園頭大仏殿」安藤氏の代表作を巡る迫力の没入映像空間を通じて、彼の創造的冒険の歩みを五感で体験できます。 展示の感想 展示を通じて、安藤氏の建築における光と影の使い方や空間の構成など、改めて安藤氏のクリエイティビティの斬新さを感じました。 特に、「東急渋谷駅」「中之島プロジェクトⅡ【地層空間】」などに代表される、建物内や地下に空間を再構築する壮大さと、逆に「光の教会」のように要素を極限まで削ぎ落とすことでポイントを際立たせるといったアイデアの振り幅こそ安藤氏の凄さの一つではないかと思います。 また、模型やスケッチの展示からは、設計のプロセスや思考の流れを感じ取ることができ、建築家の視点を深く理解するヒントとなりました。 まとめ 『安藤忠雄展|青春』は、建築に興味がある方はもちろん、建築写真に携わる方にも多くの刺激を与えてくれる展示でした。 安藤氏の「青春」というテーマを通じて、常に挑戦し続ける姿勢や情熱を感じることができました。 展示は7月21日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみてください。 詳細な情報やチケットの購入については、公式サイトをご確認ください。 https://www.tadao-ando.com/youth_2025

お役立ち情報

初めてのご依頼でも安心!物件撮影の流れをわかりやすく解説

物件の魅力をしっかり伝える写真を撮るのって、意外と難しいですよね。 「スマホで頑張ってみたけど、なんかイマイチ…」「プロに頼んだ方がいい気はするけど、どう依頼すればいい?」そんな方のために、物件撮影をプロに依頼する流れをわかりやすく解説します! 1. まずは目的を整理しよう 撮影を依頼する前に、何のための写真なのかを明確にしておくと、スムーズに進められます。 撮影の目的がはっきりしていると、カメラマンもそれに合わせた撮影がしやすくなります。 2. 撮影する範囲と内容を決める どこを、どんな風に撮影するのか、事前に考えておきましょう。カメラマンに伝えるべきポイントはこんな感じです。 例えばこちらの写真では、吹き抜けの解放感がポイントなので、縦で天井の高さが伝わる撮り方をしました。 特に施工事例などの場合、設計の意図や実際に使用する状況を伝えることで、より意図に沿った撮影ができます。 3. カメラマンを探して依頼する 3-1. どこでカメラマンを探す? 3-2. 依頼時に伝えるべきこと カメラマンに連絡する際、以下の内容を伝えておくとスムーズです。 4. 撮影当日までに準備すること 特に居住中の物件の撮影は生活感を見せなくするために、掃除や物の移動をお願いすることがあります。撮影をスムーズに進めるために、事前にお施主様にご協力いただけるか確認しておきましょう。 4-1. 室内の整理整頓 4-2. 外観撮影の準備 こういった小さな準備で、写真の仕上がりがぐっと良くなります。 5. 撮影当日の流れ 撮影当日は、カメラマンと一緒に進めていきます。 特に、イメージ通りに撮れているかは、カメラマンと確認しながら進めると安心です。 6. 納品・データの活用 撮影が終わったら、データの納品を待ちます。納品後、以下のように活用しましょう。 もし、写真のレタッチやサイズ調整が必要なら、納品時にカメラマンに相談してみましょう。 またお施主様へ、アルバムにしてプレゼントするのもおすすめです。 まとめ:プロに依頼すると、見栄えが変わる! スマホでも撮影できますが、プロに依頼すると「伝わる写真」に仕上がるのが大きなメリットです。特に売却や施工事例など、しっかりと物件の魅力を伝えたい場合は、プロの技術に頼るのがベスト。 依頼の流れを押さえておけば、スムーズに撮影を進めることができます。物件の魅力を最大限に引き出すために、ぜひプロの力を活用してみてください! 私たち株式会社500G 建築写真撮影チームでは、撮影からレタッチ、アルバム制作まで柔軟にご対応可能です。些細なご要望でも、まずはご相談ください! また撮影だけでなく、紙媒体、WEB、SNS運用などの制作分野まで幅広くご対応可能です。 ぜひお気軽にお問い合わせください!